認知症と口腔機能研究会第1回学術集会
テーマ: 認知症と歯科が交わるときー基礎と臨床の融合ー
日時:2019年8月3日(土)13:00-18:00(13:00-13:40世話人会)
4日(日)9:00-16:00
場所:東京医科歯科大学歯学部4F 歯学部特別講堂
学術集会長:窪木拓男(岡山大学)
準備委員会委員:平井敏博(北海道医療大学),姜英男(大阪大学),
佐原資謹(岩手医科大学)
対象:認知症と口腔機能に関する研究者および医療関係者
参加:年会費3,000円(当日会費はありません.出席の方は必ず入会していただく
必要があります.)
定員:160名
参加登録締め切り:2019年7月30日(定員になり次第締め切ります)
演題登録締め切り:2019年7月19日
プログラム
2019年8月3日(土)
--セッション1 “口腔機能と認知機能” (座長:窪木拓男先生)---------------------------
特別講演1 14:10-
口腔機能と認知機能:大阪大学の文理融合型疫学研究から
池邉一典先生(大阪大学)
特別講演2 14:55
認知症462万人時代の実際と展望
真鍋雄太先生(神奈川歯科大学)
シンポジウム1 咀嚼機能と認知脳機能間の連関とその障害 15:49-
①ストレス下チューイングのラット大脳における効果
山本利春先生(神奈川歯科大学)
②ラット咀嚼機能障害による中枢神経機能への影響
吉村 弘先生(徳島大学)
③咬筋から発現するAβペプチド分解酵素(Neprilysin)がアルツハイマー病を予防できるか
小林琢也先生(岩手医科大学)
④咀嚼機能と認知脳機能をつなぐミッシングリンクの探究
姜 英男先生(大阪大学,ソウル大学)
2019年8月4日(日)
--セッション2 “高齢者における口腔機能不全と脳機能の関連”(座長:平井敏博先生)------
特別講演3 9:00-
歯科と認知症-訪問現場で出会う認知症の人と家族ー
菊谷 武先生(日本歯科大学 多摩クリニック)
特別講演4 12:55-
身体活動量の低下と歩行機能低下が認知機能に及ぼす影響ーその疫学的知見と背景メカニズムー
櫻井良太先生(東京都健康長寿医療センター研究所,社会参加と地域保健研究チーム)
シンポジウム2 “口腔感覚機能の加齢変化と脳機能” 9:50-
①高齢者における嗅覚・味覚障害
三輪高喜先生(金沢医科大学)
②高齢者の顎運動における口腔感覚入力の役割
佐原資謹先生(岩手医科大学)
③加齢変化と嚥下障害ーコンピュータシミュレーションによるモデル化と解析
道脇幸博先生(武蔵野赤十字病院)
--セッション3 “アルツハイマー病における神経細胞変性”(座長:兼松 隆先生)----------
シンポジウム3“アルツハイマー病における神経細胞変性のメカニズム” 13:45
①アルツハイマー病(AD)モデルマウスを用いた口腔機能関連脳領域の神経細胞変性機構
後藤哲哉先生(鹿児島大学)
②認知症の発症・進行と関連しうる細胞内カルシウム動態とその変調に関する最近の知見
谷村明彦先生(北海道医療大学)
③神経細胞変性時に認められる細胞容積変化に関与するイオンチャネル(レビュー)
齋藤 充先生(鹿児島大学)
④歯周病によるアルツハイマー病の増悪メカニズム:カテプシンBの神経炎症増悪機構
Mechanism linking periodontitis to Alzheimer’s disease: Critical roles of cathepsin B in neuroinflammation
倪 軍軍先生(九州大学)